相手に嫌われるわけではないけど好かれもしない理由
世間的にはそういう付き合いが一番多いのではないでしょうか。
別に嫌われているわけではないから特に気にする必要もないのかもしれませんが、その代わりプラスの面も特に何もありません。
実際にプラスの面がないのでなんだか付き合ってても素っ気無さが蔓延していきます。そして、そのうち原因のわからない虚しさが広がっていきます。
どうしてそうなってしまうのでしょうか。
今回はその点について、それぞれの分析ポイントからその理由について説明していきたいと思います。
今回もよろしくお願いします
挨拶
基本的に挨拶はできていると思うので、第一印象はそんなに悪くないと思われます。この時点では特に印象が悪いということはないでしょう。むしろ毎回きちんと挨拶したり最低限のことはしているので、一見問題のないように感じてしまうはずです。
ただ、それでも相手の反応がいまいち、ということがあるとすればそれは例えば、挨拶の時にポーカーフェイスになっていて笑顔になっていない、相手を見ていない、どこか形だけで不愛想な挨拶になっている、などが原因として考えられます。
たとえ、挨拶をしていてもやり方が悪ければ相手に
「本当はやりたくないんだな」
「表面的な形だけで済ましたいんだな」
「相手にとってその程度で済ましたいということは、自分はその程度の人間だと思われているんだな」
という印象を与えてしまいます。
人は挨拶をきちんとできないと相手が軽く見られていると感じてしまいます。礼儀正しさやマナーについても同じことが言えます。
誰もが、自分がどの程度重要な存在と思われているのか、ということをいつも気にしているのです。
話し方やマナー
普段接していても特に気になる点もなく、一緒に食事をしてもマナーが悪いわけではありません。話し方も崩れているわけではありません。
ただ気になるポイントがもしあるとすれば、自分の話ばかりをしてしまい、相手の話は聞いていなかったり、形だけいい人を演出している場合があります。
あと実はそもそも心を開いていないので、相手から「壁を作っているんだな」と思われてしまう可能性があります。どうして壁を作っていると相手が感じてしまうのかと言いますと、相手の話に対する応え方がありきたりだからです。例えば、
「そうだね」
「そのとおりね」
「よかったね」
など、具体性のない応え方は相手に「適当だ」と感じさせてしまいます。
他にも、マナーの面においても、相手とうまくいっているときは特に問題ないのですが、関係性がこじれたときに相手に陰湿なことをしたり、妬んだりする場合があります。
このようなことは、やっている本人にとってはすっかり習慣化しているためなのか、気づかないことが多く、またその気づかないのがボトルネックになり、いつの間にかそんなに好かれる存在では無くなってしまうことがよくあります。
相手に対する態度や姿勢
このポイントは本当に日本人は特に相手に指摘してらえないので難しいポイントです。相手によってはそのまま何も言わずに距離を置く人がいるくらいです。
このため、常に「こちらに失礼があっても相手は言ってくれないままフェードアウトしていくものだ」ということを念頭に置いていく必要があります。
では、実際にどのような態度や姿勢が相手にとって印象が悪いと受け取られてしまうのでしょうか。
例えば、実は相手に自分は無関心である、という仕草を思わず取ってしまっていることがよくあります。
自分に興味のない話だとさっさと話題を切り替えてしまったり、聞いていなかったりすることがよくあります。
また、自分の関心のあるものには興味を抱くけども、そうでないものには一切相手に付き合おうとしないことも、特に相手に好かれない要因になってしまいます。
あと、相手によって態度がコロコロ変わったり、そもそも人を第一印象で決めつけたりと、知らず知らず印象の良くない態度をしてしまうのもそんなに好かれない原因になってしまっています。
これを考えると幼少期の躾というのはすごく大事だなーと、大人になってからよく実感します。そうじゃないと、無意識に色々やってしまっていることが多いように思えます。
結局自分中心なのがそもそもの原因
人というのはそもそも自分のことしか興味がないのに、相手には自分のことをわかってもらおうとばかりしているように見受けられます。
これが人として考えなしについやってしまう基本的な行為の1つです。
今回の場合もまさしくこれまでの人生で知らず知らず染み付いてしまった色々な癖が原因となっています。
本人としては挨拶や話し方、マナーに関しては社会性を考えてそれなりに磨いてきたものの、実際には色々と自分の印象を悪くしてしまうこともありました。それはどうしてなのでしょうか。
実はすべて自分のことしか考えていなかったからです。
挨拶や話し方、マナーに関しては確かに社会性を考えてのことですが、結局は自分をよく見せたかったからです。他のことも結局自分のことばかりなのです。相手に配慮している部分が全然ないのです。
だから本当は、相手に対する印象を良くしたいのであれば、まず相手の話を聞いて、相手の好みを把握し、その場その場で何が求められるのかを考えていくことが先決です。
その中で相手と共感する必要がありますし、何よりも話をしていて楽しいと思ってくれないかな、と色々な仕掛けをします。
つまり好かれるとは、相手を満足させようとすることにより生まれるのであり、自分のことを優先して生まれるのではないということです。自分のことばかりだと、相手に「自分勝手」という印象を与えてしまうのです。
まとめ
人に好かれるのは実際に大変です。だから無難に済ましてしまう人間関係が必然的に多くなってしまうのですが、実は人間の本能的なの観点から大きく矛盾しています。
どうしてかと言いますと、どんなに周りに無関心で人間関係が面倒くさいと思っていても、大体の人が本能的に自分をわかってもらおうという仕草や発言をしてしまっているからです。
特に常に自分の気持ちをわかってもらおうとしている人が非常に多いのですが、相手も同じことを考えています。
その中で自分だけわかってもらいたいとアピールしていたら、それは確かに相手から好かれないのではないでしょうか。
そうならないようにお互い頑張りましょう。
今回も最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。
色々言うけれどもイマイチ周りから好かれない人の特徴
Quinn KampschroerによるPixabayからの画像
日々やたらと自分の意見を周りに言うんだけれども、いまいちあまり好きになれない人よく見かけませんか。どうしてあまり受け入れられないんのでしょうか。
口うるさいからでしょうか。
今回はそういう人に対してどうしていまいち好意が持てないのか、それを解説していきたいと思います。今回もよろしくお願いします。
- 自分は人の言うことを聞かない
- 自分が間違っていても謝らない
- どこか優しさが足りない
- 言っている割に正義感が足りない
- 自分から動かない
- 人が困っているときに助けない
- 人づきあいをあまりしない
- 腹を割って話さない
- 実は自分のほうが周りに壁を作っている
- まとめ
自分は人の言うことを聞かない
いつも周りに自分の意見を聞いてもらいたがっている割に、相手の話になると途端に「面倒くさい」もしくは「興味ない」というような態度を取ります。
そして周りから「自分だけ話を聞いてほしいのか」という印象が定着してしまい、結局面倒くさい人というレッテルを貼られてしまいます。
自分が間違っていても謝らない
いつも色々と礼儀やマナーについてこと細かく「こういうときはこういう態度で接するべきだ」と語っている割に、いざという時に相手に謝らないで言い訳だけを繰り返す人がこのタイプに多く見られます。
これも「相手にだけ礼儀正しさを求めているのか」と相手に思われて印象が悪くなります。
どこか優しさが足りない
色々言う人というのは、基本的に自分がどう見られているか、という点をすごく気にしているので、基本的に自分のことにしか興味のない人が多い傾向にあります。
このため、相手に対する優しさが足りません。もちろん気配りもあまりできない傾向にあります。
もし気配りできる人だったらデリカシーを考慮して、元々そんなにベラベラしゃべらないのではないでしょうか。そんなに出しゃばらないと思われます。
言っている割に正義感が足りない
先ほど自分に対してだけ礼儀を求めている場合が多い、という話をしましたが、それに加えて他の点においても周りに求めているだけで自分では気をつけていない人が多く見られます。
本当に正義感があって周りに言う人は、誰よりも自分に対して厳しい人ではないでしょうか。
あと本当に正義感が強くて自分に厳しい人は、周りにあまり強制しないのではないでしょうか。
自分から動かない
ひたすら周りには美意識を求めるし、「もっとこうしたほうがいい」と言うのだけれども、言っている本人もそんなに行動力がないケースがほとんどです。
もし自分がきちんと動ける人だったら、自分が行動で見本を示して口で余計なこと言わないんじゃないかと思われます。
人が困っているときに助けない
これも案外多いのですが、色々言っている割に人助けをしません。せいぜい女の子の前で格好つけたいから助けるパターンがあるくらいです。ただそれだけです。
本来であれば一番語っている人が正義感を持って人助けをしないと人がついてこないのではないでしょうか。
人づきあいをあまりしない
本当に意味を持っていつも語っているのであれば、本来お酒を飲む場がじっくり話ができて、自分をアピールする場となるし、場合によっては「将来的にこうする」と宣言できる場でもあるのですが、なぜかあまり人づきあいしません。
自分でアピールの場を無くしているとしか思えません。
腹を割って話さない
理想論を語っていくと絶対に避けて通れないのが、このどこかで腹を割らなくてはいけない、という行為です。
これはなぜかと言いますと、自分をさらけ出さないで理想を語っても周りから白々しいと思われるからです。
また口だけと思われる原因にもなります。
リスクを負わないで言うのは誰でもできると思われているのです。
本気で語っているのであればどこかのポイントで腹を割ってほしいものですし、心を開くべきだと思います。
自己保身に走っているうちは信用されません。覚悟が足りません。
実は自分のほうが周りに壁を作っている
腹を割らないことについての説明と被るんですが、結局腹を割っていない、人と距離を置いている、つまり逃げ道を用意したまま言いたいことを言っているところがあまり信用できない理由になっているということです。
これけっこう多くの人がやってしまっているので要注意です。
このような人に振り回されないようにしてください。
まとめ
今回はいつの時代もけっこう多いなというタイプの説明をさせていただきました。
こういうタイプがけっこう多いからこそ、この記事がお役に立てればと思います。お互い頑張りましょう。
今回も最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。