聞き上手になったらむしろ気をつけておきたいこと

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ScozzyによるPixabayからの画像

 ある程度リアクションできるようになり、なおかつ相手の話に共感できるようにもなって、相手からどんどん信用されるようになってくると、ちょっと自信がついてきます。
「相手の話をちゃんと聞いて相手を理解していくんだ」という決意も芽生えてくるのではないでしょうか。

しかし、ここで注意しておかなければいけないことがあります。

相手が反応してきてくれるようになったのは非常にうれしいのですが、もう一つ気をつけておかなければいけないことがあるんです。今回はそのことについて説明していきます。今回もよろしくお願いします。

相手が自分の話ばかりする

いくら相手に信用されてきたと言ってもその理由が明確でなければ意味はありません。

これはどういうことかと言いますと、確かに相手からもよく話しかけてきてくれるようになり、自分自身も「聞き上手になってきた」と自信を持ち始めたいところだと思うのですが、なんで自分が相手に気に入られたのかわかりません。

「相手が自分のことを気に入ってくれたから」
「自分が聞き上手になったから」
「相手の気持ちをわかるようになったから」
「共感できる部分がぼんやりとイメージできるようになってきたから」
確かにこれらのことがわかるようになってきたのは非常に喜ばしいことだと思いますし、もちろん引き続き実践していってほしいと考えています。

しかもこれらの要因だけで十分に相手に気に入られる可能性が高くなっています。
しかしここでもう1つ考えてほしいのです。なぜ自分なのかということを。
実際にどうやってチェックすることができるのかと言いますと、「相手が自分の話も聞いてくれているか」という点です。
もし話しかけてくれても相手が自分の話ばかりしてきてこちらの自分の話を聞いていない、ということはありませんか。
自分は相手の話を聞くばかりで、こちらが主体の話に興味を持ってくれていないのではないですか。
もしそうであれば注意が必要です。相手は「自分の話しか興味がない」可能性があります。

それが証拠にこちらの話はちっとも聞かないのではないでしょうか。自分の話を聞いてほしいときだけ近づいてきている可能性もあります。

そのようなタイプには気をつけてください。

相手が自分の自慢ばかりする

このような人もまた自分の話ばかりするタイプと言えるでしょう。しかも、このタイプは話を聞くだけならまだしも、いちいち、
「すごいですねー」
「さすがですねー」
「天才じゃないですかー」
というような誉め言葉を連発しないとすごく機嫌が悪くなるのもこのタイプのよくある特徴です。
なるべく避けるようにしましょう。
ただし、先輩や上司との付き合いでこのような状況になる場合はなかかな逃げられないかもしれません。
そのような場合は「付き合い」だと思って割り切る意外ありません。

いつもお世話になっている人は特別扱い

このケースでも自分の話ばかりすることが多いのですが、普段からお世話になっているので恩返しと思って付き合うしかありません。
ただし、長い付き合いから説教や悪口が多くなっている場合は今後の付き合いを考え直す必要性がでてくるかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
ただ単に相手に気に入られたらいいわけではないことが少しでもわかってもらえたでしょうか。
よくこういうことを言う人がいます
「あの人はこういうことを言ってくれた」
「自分を必要としてくれた」
大事なのはこういうことを言われたことではなくて、どういう目的で相手が自分と付き合っているのかを考えてみてください。

本心ではないこともあります。相手を利用するために言う場合だってあります。
他の約束は守れているか、行動はできているか、嘘は付いていないか、など他の要素も加味したうえで相手の発言を聞くようにしてみてください。

お互い頑張りましょう。今回も最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。