周りに対する信用を上げるためにやっておきたいこと
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常日頃から周りの人にどう見られているんだろうか、という不安を抱くことは誰もが経験したことがあるのではないでしょうか。
またそれに加えて、自分が良く見られたい、という欲求からつい自慢してしまったり、虚勢を張ってしまったりすることもよくあると思います。
自分も経験があるからそうしたくなる気持ちはよくわかりますが、果たして自慢したり虚勢を張ることが周りから信頼を得ることにつながるのでしょうか。
逆に周りから嫌がられてしまう要因になってしまうのではないでしょうか。
もし本当にそうなってしまったら大変です。
そうならないように以下のことを実践してみてください。少しは参考になるかもしれません。では今回もよろしくお願いします。
- 相手の話を聞く
- 相づちを打つ
- 相手に質問をする
- 相手の話を理解してあげる
- 気配りをする
- 約束を守る
- 礼儀を重んじる
- 感謝をする
- 自分のほうからどんどん言ってあげる
- 人の悪口を言わない
- すぐに人の粗探しをしない
- 自分の主張ばかりを押し通そうとしない
- 嘘をつかない
- 損得勘定を入れない
- まとめ
相手の話を聞く
まずはじめに相手の話を聞かないといけません。相手のことを十分に知らないうちは、相手に気に入られることはまずありません。
他人よりも突出した能力を持っている場合は、それだけで周りから支持されることもよくあるのですが、実際にそういうケースの場合はだいたい人を見ているのではなく、その人の能力を見ているのです。その証拠にその人が結果を出せなくなると、その瞬間にほとんどの人がその人から離れていきます。このため、実力で信用され続けることは非常にハードルが高いのです。
だから通常はまず相手のことを理解していくことから始めます。相手をわかろうとしない限り、関係性が前に進めません。
なお相手の話を聞くことについて、さらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
・相手の話を聞いて信用されるようになるには
相づちを打つ
話を聞くときに適度に相づちを入れると相手からの印象が良くなります。
適度に相づちを入れて相手に
「聞いてますよ」
「その通りですね」
という意思表示をしないと、相手から
「本当に聞いてるのかなー?」
「自分の話に興味ないのかな?」
と疑問を持たれてしまいます。
話を聞いてほしい人は、自分が話している最中でも、逐一相手がきちんと聞いてくれているのかどうかを気にしているので、自分だったらここら辺で同意が欲しいな、と感じるところで相づちを打ってみると、相手から好感を持たれることが多くなるのではないでしょうか。
相手に質問をする
相手の話を聞く過程でどうしても、
「何でそんな考え方をしているだ?」
「普通そういう場合はこういう考え方になるのでは?」
「どうしてそういう生活習慣なのかな?」
「何か考えがあってそうしているのかな?」
というような疑問が生じることがよくあります。
そういう場合は相手に質問して疑問点を解消しましょう。そうすることで後々相手に対する不満を減らしていけるだけでなく、より相手の趣向を理解できるようになります。
ただし、あまり質問ばかりすると相手に
「何か自分を探っているのかな?」
「何か疑われているのかな?」
と思われるので質問は適度にある程度間隔を空けてするようにしてください。
なお質問についてもっと詳しく知りたい方は以下をご覧ください。
相手の話を理解してあげる
いつも話を聞いてあげて、なおかつ質問をして相手の疑問点を徐々に解消していくと、相手の好みや傾向が少しずつわかってきます。
そうすると、相手がどこで同意してあげると喜ぶだろうなという点が見えてきます。
ただ、どのタイミングで喜んでもらえるかどうかは、同じ話の流れであっても人によって違うことが多いので気をつけてください。
また、こういう話のパターンのときはここらへんで反応しておけば、誰であっても大丈夫だろう、ということはなく、人によって好みが変わるのでこちらも注意してください。
相手は自分のことをわかってくれる人を信用することが多いので、わかっている範囲で相手の話に共感してあげるようにすると良いでしょう。
ただし、本当はそう思っていないのに無理に相手に合わせようとすると、相手からわざとらしいと思われるので気をつけてください。
あと、あまり相手に同意しすぎると、相手が段々自分に自信を持ってきて、やけに自慢するようになってきたり、説教臭くなってきたりして勘違いする人がたまにいるので、やり過ぎに注意してください。
気配りをする
相手の好みがわかるようになると、
「こういう食べ物が好きだったから送っておこうかな」
「いつもなかなか眠れないって言っていたから、ネットで解決法を調べてあげようかな」
というように先読みができるようになります。
先読みができるようになると、事前に色々動けるようになるので、実際に先回りして色々してあげるようにしてみてください。
先回りの意図が相手に伝わると、それが相手に対する気配りになります。
気配りを続けていくと、相手から「いつも助かる」という発言が多くなり、信用度もどんどん上がっていきます。
そうすると、相手がこれまで話さなかったことを自分に話してくれるようになってきます。このような段階になると自分にとってはさらに相手のことを理解できるようになってくるので、より細かい気配りができるようになります。この繰り返しで相手から「全面信頼」という称号を受け取ることができるようになります。
約束を守る
基本的に言葉だけでは相手に信用してもらえることはできません。普段相手にどう接しているかも重要な要素となります。気配りもそうですが、相手と交わした約束を守るのも相手からの信頼を得る重要な要素となります。
逆にあまりにも約束を守れないと、どんどん相手に疑われることになります。そしていずれはこちらから何を言っても信用されなくなります。
だから必ず相手との約束を守っていくようにしてください。そうすると「この人なら絶対に信用できる」と相手から太鼓判を押されるようになってきます。
なお約束についてさらに詳しく知りたい方は次をご覧ください。
・約束を守ることについて注意しておきたいこと
礼儀を重んじる
相手に対して礼儀正しく接するのも非常に大事なことです。挨拶に始まり、間違っていたらきちんと謝る、また日常的にきちんとした話し方をするだけでも相手から一目置かれるのではないでしょうか。
逆に礼儀がわからないと、「他も常識がないのではないか」と疑われてしまうこともあるので、少しずつ身につけていきたいものです。
感謝をする
人は案外感謝しているように見えて実はそれほど感謝していません。私自身がまさにそうでした。
周りに対して「やってくれて当然」と思っていた時期がありました。しかし、それを繰り返すと自分がいかに周りに支えられてきたかということがわからなくなります。
逆に常に周りに感謝をしていると、相手のありがたみが段々とわかってきます。
ありがたみがわかると相手の気持ちがわかってくるので、相手との信頼関係が生まれます。
自分のほうからどんどん言ってあげる
相手について日々気づいた良い点はどんどん言ってあげるようにしてください。些細なことでもいいので、気づいた点はどんどん相手に言ってあげるようにしてください。
それだけでも周りがどんどん良い空気になっていくだけでなく、時には自分の言葉で相手がものすごく救われることもあります。
また「あのときあの人があんなことを言ってくれた」から、その後頑張ってこれたという人もいます。これほど言ってあげるというのは相手にパワーを与えるのです。
言ってあげることについて詳しく知りたい方は次をご覧ください。
・どういうときに自分から言ってあげると喜ばれるのか
人の悪口を言わない
いつも人の悪口を言うことも相手に不快な思いをさせます。それはそういう話を聞く方も聞いてて嫌な気分になるからです。
また人によっては、そういう話を聞くことで自分も人の悪口を言う人になりたくない、と感じる人もいます。
習慣的な観点から見ても、いつも人の悪口を言っていると性格がどんどん悪くなっていき、しまいにはネガティブ思考になります。
実際に人を批判してばかりの人が実際にいます。この点について詳しくはこちらをご覧ください。
・他人を批判する人の特徴
すぐに人の粗探しをしない
悪い習慣が身についてしまっていると、相手の欠点に気づくたびに相手をバカにしてしまいます。しかも衝動的にやってしまうのでひどい人は毎回相手をバカにしてしまうのではないでしょうか。
もちろんこの行為も相手をすごく嫌な気分にさせます。自分が同じことを言われたらどう思うかを考えてみて、決して相手にはしないようにしてみてください。
自分の主張ばかりを押し通そうとしない
人は誰でも自分が優秀な人間であると周りから思われたい、という気持ちから自分の考え方が正しい、という主張を繰り返します。
しかし、あまりにも自分の主張ばかりを繰り返していると、相手に嫌われる可能性が高くなります。というのも相手は自分の主張をしないで気を使っているのに、何を自分勝手なことを言っているんだと思われるからです。
コミュニケーションを円滑に進めるにはお互いに譲歩や協調性が必要です。自分の方の意思ばかりを尊重してもらおうとすると、相手がどんどん引いてしまうのです。
嘘をつかない
人は自分を良く見せたいときや自分を誤魔化したいとき、または自分の失敗を隠したいときなどに嘘をつきます。
相手にいつも嘘をついているといずれ信用を失うことになります。何を言っても信用してもらえなくなりますので気をつけてください。
ただ中には同情できる嘘もあります。詳しくは次をご覧ください。
損得勘定を入れない
特にいつも自分中心に考えている人は相手との関係で損得勘定を入れている場合が多いのではないでしょうか。
損得勘定が相手に伝わると、相手からは「自分は利用されるのではないか」と警戒されてしまいます。
相手を利用しようとする人が実際にたくさんいるために、それだけ自分が利用されるんじゃないかと警戒している人が多いのがその原因です。
なるべく損得勘定をしないように気をつけてください。
まとめ
どのような人であっても最低1つは思い当たる節があったのではないでしょうか。私はもっとありましたが・・・(汗)。
すぐには自分を変えていくことはできませんが、意識していけば必ず道は開けます。
お互い頑張りましょう。
今回も最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。